店舗(ボートショップ)

またみんなが集まれる場所を作りたい。いわきのマリンレジャーを復活させたい。


建築データ 所在地

延床面積    144.23㎡(43.62坪) 1階:91.91㎡/2階:52.32㎡
竣工      平成 25年3月竣工
設計      高木建築デザイン
施工      (株)木樂工房
構造形式    在来軸組工法 主な外部仕上
屋根)コロニアル
外壁)窯業系サイディング
主な内部仕上  天井)パイン板貼り、ビニールクロス
壁)ビニールクロス
床)重歩行用長尺シート

設計のポイント

震災による津波の影響で事務所、工場が全壊し近くのマリーナなどが廃業するなかとボートショップ海社長の決意から事務所兼ショールームを建てることになりました。
2階には船舶免許の学科講習も開催予定。パーティーにも対応できます。
内装は木の素材を楽しんで頂きたく構造材も一部表し天井もパイン材で仕上ました。
また、いわき沖はカジキ漁が有名なので店舗内にカジキの模型を展示して居ります。

昭和40年代、江名港は北洋さんま船の基地として栄え、大起造船工業は船の製造や修理を主に営業してきました。時流が変わり、ボートショップ海としてタイキマリーナを構え、マリンレジャーボートの管理、会場保管、販売、整備などを行っています。いわき沖はカジキ漁が有名です。カジキは一番大きく育つ9月頃(メインシーズン)にいわき沖にやってくるので大物が釣れるそうです。大物釣りの醍醐味を味わうならいわき!だそうで多くの有名人や著名人も訪れています。
 
そんな景色も一転、2011年の震災による津波の影響で事務所も工場も全壊してしまいました。近くの大きなサンマリーナは壊滅的な被害を受け廃業しました。「またみんなが集まれる場所を作りたい。いわきのマリンレジャーを復活させたい。」と水野社長は事務所の再開を決意し、新しく事務所兼ショールームを建てることにしました。廃業したサンマリーナで行っていた船舶免許の学科講習ができるような会議室も完備しました。

お客様も徐々に戻ってきており、「いわきのマリンレジャーの核となって、漁業の復活にも一役かっていきたい。」と意気込んでいます。

材質




大きなカジキの模型が釣果を期待させます。天井は無垢のパインで海から帰ったお客様を癒します。


2階の会議室。船舶免許の学科講習もこちらで開催予定。パーティなどにも対応できます。



ここからまたいわきのマリンスポーツ、レジャーが始まります。